ディテールにこだわる水泳指導

平泳ぎ、競泳、水泳競技、スポーツ全般に至るまで、一見単純に見える動作も、
様々な技術と、伴うトレーニングが結晶となって、その質が高度化し、違いを生み出すのだと考えます。
平泳ぎで例えると、アダム・ピーティー選手が泳いでも、初心者が泳いでも、広義では平泳ぎで前方に進む行為は同じ。
ただ、ピーティー選手の平泳ぎには、キック、プル、体を水面近くに浮かせるという作業に至るまで、難易度の高い技術が凝縮され、
それを実現して、一定距離を泳ぎ切るまで持続させる訓練を伴っているはずなんです。
そういう意味では、この二者は似て非なるものですよね。当たり前なんですけど。
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そういう観点から、僕がレッスンやクリニックを行う際はディテールにこだわった、割と細かな指示と決め事を作ります。
先日、ダイソンの新型掃除機「V10」の発表イベントに参加させていただきましたが、製品づくりにも似たところがあるなと感じました。
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掃除機の、ゴミを吸う明確な目的に対して、吸引力、持続力、どんな場所でも機能できる応用力を高めるために、

様々な知識と技術を結集させて逸品を作り上げ、他と差別化するという信念を感じたわけですが、
とても刺激を受けたんですよね。
ジェームズ・ダイソン氏ではないですが、エンジニアになったつもりで、僕の元を訪れてくれるスイマー達の問題と向き合います。

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