スポーツが好きなら、誰しも憧れのヒーローがいると思いますが、僕はレニー・クレイゼルバーグさんです。
USCの水泳部の先輩で、シドニーとアテネ五輪の金メダリスト。男子背泳ぎの世界記録も50m、100m、200mと全て保持してたんですよ。
USCでの生活を始めた時に、レニーは僕たちと一緒に練習していて、彼の背中からアスリートとしての、そして英語が母国語ではない学生が成功するためのメンタリティを学びました。
オリンピックの金メダリストは、4年に1度必ず生まれますが、レニーは僕にとって特別な金メダリストの1人。今日はレニーの誕生日なので、「おめでとう」メッセージを送りました。
するとすぐにメッセージが返ってきて、アンソニー・アービン選手を日本に連れてくるなんてすごいじゃないかと褒めてくれました。そして、いつか何かを一緒にできればとも。
レニーからそう言ってもらうと、すごくやる気がでます。アンソニーのスイムキャンプを大成功となるよう頑張らなくては。
アンソニーのスイムキャンプに関しては、先日色々なご協力をいただき、プレスリリースを配信させていただきました。
少しずつ近づいているアンソニーの来日、アシスタントコーチを務めていただく、ヴィンチトーレの原英晃さんとも先ほど電話で話をして、着々と準備を進めています。
アンソニーやレニー、OWSと1,500m自由形の両方で金メダリストになったことのあるメロウリ選手をはじめとした、水泳の国際的なスーパースターと繋がりを持てていることが、ワンダーイヤーズを差別化できているところだと思いますが、
彼らのアスリートとしての実績はもちろん、英語でのコミュニケーション、そして彼らのライフストーリーを日本の水泳にもたらせることが僕の頭には常にあって、提携関係でそれらを体験型教育プログラムのようにしたいんですよね。
エリートアスリートの技術や経験は当然替えがたい財産なんですけど、人材教育として学べる分野が限定的だと言わざるを得ないため、言語や文化、そして人生での苦難という側面を絡めた目的を持つ機会の提供の方が創造的で興味をそそられるんです。